油の話 (3)
石油を掘り当てる、一発充てる、の表現は日常よく使います。
これは石油を掘りあてる、から来ていて、日本語も英語も同じです。
strike oil です。
潤滑油を示すgrease にも独特の言いまわしがあります。
grease someone's palm
手のひらに油を塗る→賄賂を握らせる
賄賂を贈って不正な便宜を図ってもらう
They had to grease the official's palm to get the permit approved.
許可を得るために、彼らは役人の袖の下を使わなければならなかった。
また、次の表現も通訳時によく使います。
elbow grease
肘のグリース→こつこつと大変な骨の折れる仕事をすること、その結果
This stain will only come out with a lot of elbow grease.
このシミは、相当な力仕事でもしないと落ちないだろう。
別によく使うのは、
grease the wheels
物事を円滑に進める、うまくいくように手回しをする
Giving a small gift helped (to) grease the wheels of the negotiation. ちょっとした贈り物が、交渉を円滑に進めるのに役立った。
そして、たとえ話で次の表現もたまに耳にします。
the squeaky wheel gets the grease
きしむ車輪は油をさしてもらえる
つまり、不満や要求を声に出して言えば、注目され、
対応してもらえる、の意味です。
If you want a promotion, you have to be the squeaky wheel.
昇進したいなら、もっと声を上げる必要がある。)
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