藁(わら)話 (1)
数回に分けて、藁に関わる語感を含めた表現をみます。
藁はstrawで印象として「頼りない弱弱しい」につきます。
学校で習う「溺れる者は藁をもつかむ」「藁をもつかむ」
という意味です。おなじみに、
A drowing man will catch at a straw.
また、catch a straw 藁にもすがる も日常よく用います。
先日、通訳時に以下の例が出てきました。が。
He pathetically began catching at straws when the bank
tirn down his request for an extension on the loan
going so far.
彼は銀行がが返済延長を断った時、藁をもつかむ思いだった。
ところで、catch a straw とcatch at a strawはどのように違う
のでしょうか。
正確に言うと、catch a strawは藁を掴んで、持って、握って
います。掴んでいる状態です。
catch at a straw は藁で(藁のところで)藁を掴もうとしている状態
しか表現していません。したがって必ずしも藁を掴んでいるかどうか
この表現からはわかりません。
前述の文章から察するのは、catching at straws と複数になって
いますから、必死になって他の返済策をあの手この手でもがいて
掴もうとしている様子がわかります。
実際の通訳では「あの手この手で藁をも掴む思いになった。」
と日本語にしました。
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