ガス燈の話
明治になった文明開化の絵にガス燈が街灯として
灯っているのが見られます。カナダのバンクーバー
にも昔を偲ぶガス燈のが繁華な街中に見られます。
英語ではこのガス燈の、gas light を使った表現があります。
「gas light する」のように言いうのです。
Stop gas lighting us ! 私たちを騙すな!
私たちを嘘で操るのはやめて!
となります。
心理学で「ガスライティング」とは、
嘘の情報を信じ込ませることで、精神的に追いつめる行為で
このような精神的な虐待行為のことです。
ちなみにケンブリッジ辞典を調べると
gaslight には
To trick or control someone by making them
believe that their memorises or beliefs
about something are wrong, especially
suggesting that they may be mentally ill
誰かをだましたり、支配したりすること。
記憶や信じていることが間違っていると思い込ませることに
よって。特に、精神的な病気かもしれないと示唆したりする
gaslightは
「~を嘘でだまし精神的にあやつる」
「~を洗脳する」の意味です。
この言葉は映画「ガス燈」に由来します。
1944年版のイングリッド・バーグマンが出演した
ものが有名です。
ロンドン、ソーントン街でガス燈の点る頃、この町を
後にしイタリア留学に向かうポーラ。彼女の育て親である、
名歌手の誉れ高き叔母は何者かに殺され、事件は未解決。
傷心のまま旅立った彼女でしたが、新天地で恋をし、声楽の勉強
を諦め、その相手、作曲家のグレゴリーと夫婦になります。
そして彼は彼女の育った家に関して妻が夫によって嘘を信じ込まされて
精神的におかしくなっていくのです。
このサイコサスペンス映画のタイトル Gaslight から、
作中で夫が妻にしたような精神的な虐待を gaslighting
と言うようになりました
心理学の分野では「ガスライティング」は普通に使われてい
ます。
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