”catch 22"の話

 この慣用表現で結構アメリカを中心に用います。小説のタイトルから来ています。

"I 'm in a catch 22 situation."とよく言います。

この意味するところは「もがいても動きが取れない矛盾した状態、

板挟み状態、八方塞がり、堂々めぐり」です。

つまり、「私は動きが取れない状態にある。」と言う意味です。

悩み事があったり仕事に問題が発生して八方塞がり状態にある時に

発せられます。

また、"I got a catch  22." 「はまっちゃった。」

"That's a catch 22 situation." 「どうしようもないよ。」

などの日本語に当たります。

さて、この表現はアメリカの第二次世界大戦中発表の小説のタイトルです。

”catch 22"とは 軍の規則の22項の「落とし穴」(catch)の意味です。

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因みにこの小説は次のようなあらすじです。

第二次世界大戦でのアメリカ人飛行士にはルールブック

があり第22条によると、狂気に陥った者は、飛行機を飛ばす

ことが出来ないと規定されていました。しかし、戦争でで飛行機を

飛ばすのはとても危険な事だったので、それでも飛行機を飛ばしたい者は、

気が狂っているも同然だったのです。そこでもう正たとえ、常ではないのです。

それでも、危険を理由に飛ばしたくないという者は、たとえ、自分が狂っている

と申し出ても、自ら狂気を意識出来る程度ではまだ狂っている

とは認めらず、結局自分がまだ正常だという証拠になってしまい

ました。

そのため、結果皆が飛行機を飛ばさないといけないのです。

これが「Catch 22」の矛盾点です。

この小説は戦後20年頃にアメリカの小説家ジョセフ・ヘラーの

名作です。


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