The only fly in the ointment (軟膏にとまるたった一匹のハエ)の話
a fly in the ointment は「玉に傷」のイメージですね。「これさえなければ素晴らしい」
の心持ちで、「唯一の欠点(いただけないもの)は」という意味です。また、このように「だいなしにしてしまう人」を指すこともあります。He could be a fly in the ointment when planning for holidays. (休暇の計画を立てる時に、あいつは台無しにする奴なんだ。) とか言います。The only fly in the ointment is that we cannot afford to invest more in system development. (ただ一つの難点は、これ以上システム開発に投資する余裕はないことです。)と言います。これは旧約聖書の登場する話だそうです。
ところで、この軟膏とは貴重な塗り薬で、聖書の時代では儀式に使う「聖化させるための施し物」のことです。ここの絵にあるような軟膏が当時あったとは思いませんが貴重「ガマの油」みたいなものですかね。そんな大切なものでも、「たった1つの汚点で全体が壊されている」の意味が出ているのです。「玉に傷」も意味ですね。なお、中国語では「美中不足」とは「白壁微瑕」とか言います。「美中不足」とは「大体はよいが、それでもまだ不足がある」と辞書に説明があります。これは、洋の東西を問わずわかりやすい表現ですね。
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