Mind your p’s and q’s の話

 「言動に注意しなさい。」とか「言葉を慎みなさい。」という意味です。この”p”とか”q”は何のことだと、調べてみますが、いろいろな言われがあるようです。

私がイギリスの友人から以前聞いたところによると、この表現はパブのお勘定に由来するそうです。イギリスのパブで勘定を付けておいて欲しいと言う客に対して、店主は客の飲んだグラスの数を黒板に書いていたそうです。チョークでメモする時に”p”は”pint”、”q”は”quart”の略としていたとのことです。”quart”はクオートという単位です。1/4ガロンに当たり約500ccです。ペットボトルのサイズですね。この半分を”pint”パイントと呼び250ccに当ります。ビールを注文する時にa pint of beer とか言いますね。ということで、客がパイントで飲んだか、クオートで飲んだかをpとqで書き分けてメモしたのが始まりとか。酒飲みのつけが膨らんで踏み倒されないために、気をつけていたとのしょう。

こらが転じて、相手に対して「気をつけて」に意味が広がり、”watch your language.”や“be on your best behavior”の表現となったのです。別に、学校で先生が生徒に対してPとqを書く時は間違いやすく、覚えにくいので気をつけてという意味を込めて教師が言い出したという説もあるようです。他にも諸説あるようですね。言い回しとしては”You must mind your p’s and q’s when you see betters.”「年長者に会う時には、言葉に気を付けなさい。」となります。ついでですが、クオートとパイントの諺に、”You cannot get a quart into a pint pot.”「パイント用ポットからクオートを得ることはできない。」と言いますよ。「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」の意味かしら。皆様も飲み屋の付けには気をつけて下さい。

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